投資をはじめて、1年後に退場していない人がどれくらいいるのだろうか。
調べてみると、かなりの割合で退場者が出ているように感じる。
退場する原因はいわずもがな、大損である。
なぜ大損を出してしまうのか。
無茶なトレードをして1発退場しないためにはどのようにすればいいのか考えてみたいと思う。
当たり前のことなのにできない損切り
誰でも知っていて、わざわざいう必要もないほどに損切りが大切だということが言われている。
1発で大損するということは損切りができていないということだ。
ではなぜ損切ができないのだろうか。
エントリー時に損切りするレートを決めていない
エントリーする時、きちんと損切りレートを決めているか。
予想通りの動きをしなかった場合にどこで切るか、エントリーする前から決めておくべきだ。
下がってきてから考えようと思っていたら危険。絶対に心がブレる。
そして損切レートを決めていないということは、下がって来た時の作戦を用意していないということである。損切りするための明確な根拠を準備していないので、切る理由がなく、感情に任せたトレードになってしまう。
急落して、戻ってきてから切ろうと祈る
よし買いだ!と思ってエントリーした矢先に急落。
早すぎる値動きに損切りするタイミングを失ってしまった。
いきなりかなりの含み損だ。
さて、この場合どうなってしまうのか。
退場する可能性が一気に高まる高い行動は「祈る」である。
根拠がないのに戻ってくるだろう、利益は諦めたけど少しでも小さい損で切りたい。こう言った思いが損切りをしようとするマウスの指を止めてしまう。
戻ってくるだろうという願望になってしまっている。
エントリー前から「急落したら少し様子を見る。それでも下がりそうなら最悪でもここで切る。」と決めていればまだいいが、もはや祈るだけで損切りもできない状況になってしまうと1発退場の可能性は飛躍的に高まる。
もはや意地だけのトレード
損を確定するのが嫌。損を確定すると負けが確定してしまう。だから損切りは嫌いだ。
といった感情面で悪い方向に傾いてしまうと、さらに危険だ。
狙った動きにならなかったにも関わらず、それを認められず意地になってしまっている。
トレードは感情的にするものではなく、論理的にするものだ。
感情的になって良いことなどトレードにおいて1つもない。
すごくシンプルで簡単、行動するのが難しい
以上が僕が考える「相場で退場しないための方法」だ。当たり前だって??そりゃそうだ。当たり前のことができるようになって初めて土俵に立てる(勝負する、プラスを狙う)のである。
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