毎日トレードの練習をする、毎日ブログを更新する、毎日運動する。
成功するための方法として、頭では正しい努力の仕方を分かっているが継続できない。
それはなぜか。
答えは簡単である。それは
「努力しないことで得られるものにメリットを多く感じているから 」である。
これに尽きる。
もう少しわかりやすく具体的に書いてみよう。
トレードの練習をする
・トレードで勝てるようになるかもしれない。
・ 時間を消費する。
・疲れる。
トレードの練習をしない
・トレードが上手くならない。
・空いた時間を自由(娯楽など)に使える。
・疲れない。
トレードの練習をしたとして、実際に勝てるようになるかどうかは確定ではない。
ただ、練習をしないことで自由な時間は確定する。
好きなことができる。疲れも溜まらない。
つまり、トレードの練習をしないことで確定するメリットが多く魅力的に感じでしまうので、そちらを選択してしまうということである。
じゃあどうしたらいいか。
僕が出した答えは
小さくてもいいから練習によって成功体験をするということである。
例えば、下記のような出来事があったとする。
リアルトレードを行なっているときに、「ここは前までエントリーしていたけど、練習で同じような場面で負けまくったから見送ろう」と判断する。
その結果、エントリーしなかったことで損失を回避できた。
これもひとつの成功体験だと僕は思う。
今まではエントリーして損失を出していたものが、それを回避できたのだから。
勝つためには、負けにくいことが大切である。
負けを狙い通りに回避できたということは、勝ちに近づいたということである。
そう考えることで、練習のおかげで上達したと思うようになり、練習に対して少し前向きになれるのではないだろうか。
「成功体験をするためにそもそも練習が必要じゃないか!その練習のやる気が出ないんだよ!」
と思ったそこのあなた、ごもっともです。
ただ、僕が思うに最初から練習を全くしたくないという人はそんなにいないと思うんです。
そういう人はさすがに相場の世界を甘く見過ぎです。
練習が必要ということを知って、はじめは「少し練習してみるか」と思うはずです。
だけど、練習をすることでそれに見合った結果を得られないことが、練習に対する不信感を抱く原因です。結局勝てないじゃんと。
そうじゃない。 勝ち組になるためには、まずは負け組を脱するところからである。
負け組 → プラスマイナス0 → 勝ち組
必然的に考えてこの順序だ。
負け組からいきなり勝ち組になるなんてことはそうそうない。
だから、まずは負けを減らす。
そのためにこれまでに損切りしていたエントリーを減らす。
これで充分成長したと言える。一つの成功体験だ。
相場の世界では常に買いたい人と売りたい人がいるように、物事に対する捉え方もまた十人十色である。
考え方や解釈の仕方を変えることで、今までやる気の出なかったものに対して、少しでも意欲が湧けば幸いです。
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